どうなることかと思ったが、結局今年も私の門下生のコンサートを開催することが出来た。
1週間前まで、録画コンサートにしようかどうか悩んだが、やはり「生の音色」には到底かなわないと思い、通常のコンサートの形ですることを決定した。
そして、やはりその形でやって良かった。
今年は7人の門下生が参加してくれたが、皆、この状況の中をよく準備し、そして立派に演奏してくれた。
7人とも、驚くほど環境が違う。
現役の大学生は3人。
同女が二人と桐朋一人。
あとは卒業生だが、普通に就職している子もいれば、ピアニストとして生活している子もいる。
もちろん独身の子も、そして既婚者で母になっている子もいる。
本当に様々な環境なのだ。
様々な環境の中生活している7人が、一つの舞台で共に音楽をする。
これほど尊く、そして貴重な時間はない。
私は、演奏を聴きながら感無量で、本当に幸せであった。
色んな状況の中、音楽を続けてくれている皆に感謝の気持ちでいっぱいだ。
さぁ、また来年に向けて頑張ろう。
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